「高遠町」など、全国では知る人などほとんどいない?
でも「タカトウコヒガンサクラ」で有名になった。
ここにしかない遺伝子を持った品種だそうです。
小粒でピンクの色が濃い桜です。現在満開。
公園内は混雑ですので周辺から眺めるコヒガンサクラです。
お隣の丘に咲く「勝間薬師堂の枝垂れ桜」八部程度の開花かな?
その高遠のもう1つの顔です。
高遠町は今は伊那市に合併されてますが、歴史の街です。
幕末から明治にかけての文明開化の教育界で活躍した「伊沢修二」(東京教育大学や東京芸術大学の学長を務めた)
芸術家では「中村不折」もここで生まれ育った。
また江戸時代の名君と言われた「保科正之」がこの地で信州そばを世に広め、この桜を育てたという。
江戸時代の大奥スキャンダル「絵島(江島)生島事件」の絵島が高遠藩お預かりとなり生涯を送った囲い屋敷も保存されてる。
神社仏閣も多く、歴史の好きな人なら1度は尋ねる価値のある街ですね。