寒さが逆戻りしたような冷たい雨が、
雨あがりの早朝、外に出ると、雲海が広がってる!
登山ではよく見る雲海ですが、時々街中の高台からでも見られる(^O^)
背景の右側の山は「甲斐駒ケ岳」。
それにしても海に浮かぶ島々のようですね。よく名付けた現象ですね。
しかし日が昇るとアッと言う間に消え失せていく。
日本の桜には300種もあるとか・・・
その1つ「ヤマザクラ」 山に咲いてるからではなく種類ですね。
特徴は葉が出てから花が咲き、同時進行。
古代日本から自然界にある桜で、木質が良く建材や木工品に使われるので、
大きくなると伐採される、従て樹齢のあるヤマザクラがほとんどない。
餅つきの臼はヤマザクラですね。
それに対してエドヒガンなどは、役立たずでいつまでいつまでも切られないで、
1000年も咲いてるものがある(^O^)
文化財にも指定され固有名詞までついてる・・・
そのヤマザクラ、咲く時期に個体差があり、信州ではこれから満開になる場所も。
昔はお花見が1か月もあった(^O^)
ヤマザクラの群生地から・・・
我が裏の峠道にも、霧にむせぶヤマザクラです。
「桃」は、梅・林檎・梨と並んで信州で収穫できる果物で農園が沢山あります。
伊那路ではリンゴがまだですが、梅が終わって桃と梨の花が咲き出しました。
収穫用の樹木ですので花は地味です。
ところで花梨とか花林檎と言う呼び名は聞きませんね。
桜も花桜とは言わないが、これらの花には収穫用でなく観賞用の木が圧倒的。
桃にも鑑賞用の木があり、花桃は桃の産地でなくともどこにでも見られるかな?
「桃・栗3年・・・」と言って成長が早いので、個人の庭先や観光地ではよく見られる。
観光地はないが、茅葺の家の庭先です。
アルプスを眺める花桃(^O^)
花桃には、白と赤が多く他にピンクがありますね。
同じ木に3色混じって花が咲くものがあり自然は不思議です。
「タカトウコヒガンサクラ」は学名だそうです。
ここにしかないコヒガンサクラの一種で、
花弁は小粒ですが、色が濃いのが特徴。
豪華なソメイヨシノとはかなり花付きが違いますね。
年によって色合いが違いますが、時には紅梅ではないかと首をかしげる観光客も(^O^)
信州・高遠城址公園は、日本三大桜の名所の1つになってますが、
その意味は、このコヒガンサクラ一色で埋め尽くされてるからでしょうね。
そしてアルプスの冠雪をバックにした絶景も絵になる。
しかし公園内の中に入ってしまうと、桜で覆われて風景のビューポイントが少ない?
人それぞれでしょうが、むしろカメラでは周りから眺めた方が・・・
また公園内だけでなく、町全体がこの桜で溢れてますね。
公園入口からのダム湖です。