信州の四季

信州・伊那谷を中心に四季折々の風景やイベントをupしてます

駒ケ根高原

「高原」とは、
信州では標高1000m前後で比較的平坦な場所を言いますね。

至る所に○○高原があります。

 

その1つ「駒ヶ根高原」 我がブロブのネタの大半です。

霊犬・早太郎を祀った寺があり、枝垂れ桜の名所でもありますが、

温泉宿も多く、早太郎温泉郷などとも言います。

しかし、ここは中央アルプス登山の入り口で、「千畳式カール」への登山バス~ロープウエイの発着点。

秋の紅葉シーズンではロープウエイが3~4時間待ちなどと馬鹿げてる(^O^)

 

春の新録もまた美しい。「駒ヶ池」に映す中央アルプスの宝剣岳、まだ残雪が美しい。

 

この高原を流れる「太田切川」

田切とは、川が急流でしぶきをあげて流れるさまを表現した言葉です。

中央アルプスからほぼ一直線に流れる川です。雨上がりの風景。

 

下流に向かって、背景の南アルプスが雲隠れですが・・・

 

高原内に咲き出した山野草ユキモチソウチゴユリ

 

これから夏場に向かって数えきれないほどの亜高山性の花が咲き乱れます。

新緑の「阿寺川」

木曽川に流れる支流「阿寺川」

 

このエメラルドグリーンの清流は阿寺ブルーとも言い、

大雨が降っても濁ることがない川です。
この色は川底の砂の色であると言われ、
檜の美林、切り立った岩が折りなす自然の造形美が見どころで、
ところ処にある淵に変わったの名前がついてます。
その3つを紹介。

  「狸ヶ淵」
山から下りてきた狸が、人間に化けてここで姿を確認したと言う。


  「犬帰りの淵」
猟犬がここまで来ると、恐ろしくなり逃げかえると言う淵。


  「熊ヶ淵」
熊の親子がよく水遊びをする淵。


他にも各種の滝などの名勝が随所にあります。
かっては秘境の地でしたが、ネットの普及で知れ渡りマイカーが殺到?
今は夏場のシーズンはマイカー乗り入れ禁止で麓からのシャトルバスになってしまった(/_;)

新緑の春や紅葉の秋も美しい。
昨日は15㎞に渡る川沿いのドライブ、すれ違った車は1台もなかった独り占め。

新緑の木曽川

信州は日本列島の屋根。

山の頂に降った雨は、わずか数センチの違いで北の日本海に流れるか、

南の太平洋側に流れるかに分かれてしまう。

分水嶺」と言いますね。

 

長野県歌にある「信濃の国」という歌詞に、

♬ 流れ淀まず行く水は 北に犀川 千曲川、南に木曽川 天竜

と唄われる。

木曽川は、名のごとく木曽谷を流れて濃尾平野へ・・・

小雨降る木曽川に沿って走る木曽路(19号線)の新緑を眺めながらのドライブ。

 

桜も散り、花桃も終わりかけ、まさに新緑一色の世界です。

一か所、白い花崗岩の巨岩が視界に入ります。

「寝覚めの床」ですね。

 

昔は、列車がここで減速して車内放送があった。

今は1秒を争うのは列車の役目、あっという間に通過してしまう。

列車の旅も風流もなくなった時代ですね。

イカーならここで停めて見学ができる。

同じ歌の歌詞に

♬ 旅の宿りの寝覚ノ床と唄われるが、今はひっそりとした観光地です。

 

ビルほどの高い岩ですが、

何で?海の伝説の「浦島堂」などが祀ってあるの?

何でも浦島太郎がここまでたどり着き、この岩で玉手箱を開けて、

おじいさんになり生涯を終えたとか・・・

しかしこの伝説、科学の先端を行く「アインシュタイン相対性理論」そのままですね。

 

 

 

鶴峰公園のツツジ

昭和10年、一町歩(10,000平方メートル)に及ぶ一帯が、

片倉氏から川岸村に寄付されました。

村ではこれを記念して、園内に300株のつつじを植える事にしました。

ところが注文したツツジが勘違いで貨車3台分送られてきたという。

 そのつつじの量に村中は大騒ぎ。だが返品もできず、村中総出で植えこんだ。

今は中部日本一のつつじの名所となり、

全山を埋め尽くすつつじは、30種余り、3万株。

 

 

 

山野草

アルプスの残雪が消えないうちにと、上を見て歩いていたら

足元がおろそかになった。

下を向いて歩こう。 春の山野草が満ち溢れてる。

 

ヒトリシズカ

何で静かなの? これではかしまし娘だ!

フタリシズカもあるね。

 

イチリンソウ

ニリンソウサンリンソウもあるね。

 

シロバナエンレイソウ

エンレイソウはムラサキですが・・・

 

ミズバショウが終わって巨大な葉になっている!

傍にクリンソウかな?

 

レンゲソウ

やっぱり山がないと信州らしくないなぁ~(^O^)

 

林檎と梨の花

  ♬ リンゴの花ほころび・・・

と言う歌がありますね。

数日前にそのリンゴの花がほころんでいたと思いきや、一気に満期です。

 

しかしリンゴもナシも収穫が目的、花は摘花もされますし鑑賞には向きませんね。

 

林檎も梨も見た目では分からないが、樹形(農家の育て方)で区別です(^O^)

  リンゴです。

 

  梨です。かなり枝を低く選定されます。

  花の咲く時期も1週間ほど早いかな・・・

 

農家も後継者が少なくなり、貴重な?樹を切り倒す光景が目に付きます。

もったいない( ノД`)シクシク…

日本人の食生活も、梅。梨。リンゴ。柿などから、安く入る海外の果物が好まれる?

売れない。だから高くつき悪循環かな?

 

ツツジの季節

サクラもほぼ終わり、ツツジの季節ですね。

種類があり過ぎてよくわかりませんが・・・

 

早く咲くのがイワヤマツツジミツバツツジとも言う人もいるが少し違うのか?

 

続いて咲くのがヤマツツジ

 

高原地帯にはレンゲツツジが多いです。

 

公園や庭先などに一番多く見かけるのはサツキツツジですね。

 

名前が違うかも(/_;)

でも花は名前より美しく鑑賞できればそれで良し(^O^)