梅雨だというのに、昨日は快晴。仕事を午前で切り上げて南アルプス林道へ。
ここは仙丈岳・北岳・駒ヶ岳（甲斐）と3000メートル級の雄大な山岳公園である。
伊那・長谷からバスがあるが、この林道はマイカーはもちろん自転車さえ乗り入れ禁止である。およそ１時間で2000メートルの北沢峠まで登る。バスの左側にはアルプスの山々が押し迫って、右側は道路沿いに高山植物の花々が咲き乱れ、どちら側に座席を取るかで勝負が決まる？ キョロキョロと１秒たりとも飽きさせることがない。
○ 押し迫るアルプスの山々 まだ雪が少し
○高山植物が〜 四季折々の花が咲き毎月来ても堪能出来そう
タカネバラ
ツバメオモト
ニョホウチドリ？
車窓からカメラを向けていたら、運転手さんが気を利かして時々止めてくれる。
定期バスであるが、街中では考えられないサービス。しかし乗客は時間のせいか私と３人連れのおばさんだけ。おばさん達は途中で下車して別コースへ。
後は一人旅、北沢峠で降りて大自然の森林へ足を踏み入れたが、さすが心細くなった。鹿に出会った。動物園の鹿とは比較にならないほど綺麗だった。思わずシャッターを切ったがピンぼけで使い物にならない。熊の爪痕が到る処の大木に残されている。腰に鈴でも付けて歩かないと危険だ。せせらぎをみると心が安まる。
帰りのバスは帰りの登山客で満席、峠までなら伊那から半日コースで十分。
