信州の四季

信州・伊那谷を中心に四季折々の風景やイベントをupしてます

蜂の子

 (H)

稲刈りの盛んな時期になってしまった。先日お田植えの写真を撮ったばかりなのに月日のたつのは早い。
稲刈りと言えば「イナゴ」を思い出す。伊那には3大珍味として「イナゴ・蜂の子・ザザムシ」がある。昆虫を食べるなどゲテモノとして嫌われるが、これがまた美味しい! ザザムシは過去のブログこちらをご覧下さい。
先日孫がやってきた。
 「お爺ちゃんこれ何?」
 「蜂の子」
孫は逃げ出したが、後で1口食べて、目を丸くして「美味しい!」(^_^)v

 蜂の子(佃煮)
 おみやげ品として売っているが高価

大阪での独身時代、おみやげに蜂の子を持参してひんしゅくを買った。今でも話しの種にされ、2度と人には奨めないが、地蜂取りは子供の頃の楽しい遊びでもあった。蛙を捕まえ小さな肉に切り、これに綿を付け蜂に食わえさせ、飛び去る蜂を追っかけて巣を探すのである。
イナゴは姿形はそのまま食べるが、蜂の子とザザムシは原型が分からないので、穀物の実だと言えば食べる人もいるかも知れない。しかし罪な嘘になる。