伊那と木曽を結ぶ主な街道は2つある。
1つは権兵衛街道(361号)
2つは清内路街道(256号)
前者は北、後者は南に位置する。
256号線は中央自動車道に最近出来た「山本IC」で降りて
「昼神温泉」を抜けて峠を越せば、そこは「妻籠宿」である。
峠の手前は「園原」であり、この街道筋は「もも街道」とも言われ、
花モモが見事な季節を迎えてる。
妻籠宿の手間には「蘭(あららぎ)」と言う集落がある。
当時は妻籠と蘭の2つの集落を「吾妻村」と言っていた。
戦後間もない頃、檜笠を作って生計をたてていた。
我が故郷で、良く子供の頃は夜なべ仕事がこれのお手伝いだった。
今妻籠宿にて展示・実演などしているが、蘭の檜笠が正しい。
日帰り温泉が出来た。
久しぶりの檜のお風呂である。