これは滝ではありませんね。
「床堰(とこせき)」と言って人工です。
何の為に?
昔は奥山には道路もなく、
材木を切り出して運ぶのに川の流れを利用しました。
しかし小さな谷川では水量が足りません。
そこで川をせき止めて、ここに木材を浮かべて
一気に流します。
その面影がまだ残ってました。
大雨でも山の保水は見事です。
川は極度な増水もなく濁ることもなく・・・
きっちりと樹木が水を蓄え、徐々に流してくれますね。
せせらぎと風と小鳥のさえずりだけが聞こえる。
かくして木材は下流に集められ市場に出ます。
もちろん今は車で運搬ですが。