信州の四季

信州・伊那谷を中心に四季折々の風景やイベントをupしてます

ヤマザクラの里

ヤマザクラは、山に咲く桜という意味ではないですね。
日本古来の桜の原種とも言える種類。


多くは花と葉が同時展開するので他の桜とは区別が出来る。
一つ一つが個性的で、開花時期も花の色も違う。
その点クローンのソメイヨシノとはは大きく異なるし、寿命も長い。
しかし何百年という古木はほとんど存在しない。
それは木質が優れて建材や木工品に使われるために古木になる前に切られてしまうからですね。
大木を切り抜いた餅つきの臼にも使われてますね。
(今は所有してる家庭などほとんどなくなりましたが・・・)


子供の頃は桜と言えばヤマザクラでしたが、
今はソメイヨシノなどに押されて忘れられるような桜ですが好きな人もいる。


信州安曇野の池田町「桜仙峡」から、背景は北アルプス、春霞で風景が少し霞んでいる。