信州の四季

信州・伊那谷を中心に四季折々の風景やイベントをupしてます

赤蕎麦の話

日本のそばの花は白色ですが、
20年ほど前、ヒマラヤから赤い花の咲くそばを日本に持ち帰り、
信州大学の故氏原暉男名誉教授がタカノ株式会社(上伊那群宮田村)
と共同で開発して真紅の花を作り、高嶺ルビーと名付けました。


その後、長期にわたり品種改良をかさね、
2011年にさらに赤みを増した「高嶺ルビー2011」が誕生しました。
今これがあちこちに見られる感じがしますが、やはり寒いところの蕎麦の花ですね。


今信州は蕎麦の花が満開ですが、この赤蕎麦は少し遅れて開花する。
上伊那群箕輪町にある「赤蕎麦の里」からです。
まだ咲き始め、2〜3分咲き程度。ピークは10月始め頃かな?

地元の方のボランティアで育てています。
収穫は少なく主として観賞用ですね。



アサギマダラがやって来ましたが、
この赤蕎麦は日本ミツバチが好む。
ここから採れた赤蕎麦の蜂蜜は超高級品。



普通の蕎麦です。