寒天の原料が海草なのに、何故山奥の信州で作られてるのか？
昔、トコロテンを食べたお客が不味いと怒って店先に吐き出していったものが、翌朝凍っていた。
昼間にまた融けて夜に凍る。この繰り返しを見たお店の主人が､
自分でやってみたのが寒天の始まりと言われる。
出来上がっ品はトコロテンとは大違い､味もなければ臭いも抜けていた。
誰しも好き嫌いなく、どんな料理にも応用できることになった。
寒天はカロリーがほとんどなくなってる線維性の食材。
しかも水分を多量に含ませての食材、医科学的にも様々な病に好都合として脚光を浴びた。
今この時期は寒天製造のピークです。
寒い北国の風物詩でもありますね。
天竜川縁に広がる寒天干し風景を、中央アルプスを背景に撮影してみました。
