「姨捨山」（おばすて）
聞き捨てならない言葉ですが、この話はお年寄りを邪魔者として捨てる話ではありませんね。
歩けない老人を山奥に捨てる伝説。
国王の命令に背いて老人をひそかにかくまい、
後日この老人の知恵によって侵略される危機を脱する話など、
お年寄りは大切にしなくてはという話です。
この姨捨は、棚田としては日本でも屈指の名所です。
この小さな田、機械化された農業では採算が取れない。
壊そうと言う話が持ち上がったとき、何とか残そうと試行錯誤。
今はその1つ1つを都会の方に貸し出し、
そのオーナさんが地元の農家の指導の下に手作業で田植えや稲刈りをして楽しんでます。
田毎の月としても有名ですが、暮れゆく姨捨の田植えが終わった棚田風景です。
