伊那・辰野町の横川渓流。
この新緑の清流に土管など不法投棄した奴は誰だ!
初めて目にしたときは憤慨した(^O^)
でも変だね?
この土管みたいなものが、渓流をさかのぼって泳ぐ2匹の大蛇に見える。
時々背中を水面に表す。
説明では、粘板岩に貫入した閃緑岩の岩脈が川底に露出して
その岩脈に直交して、ほぼ等間隔に石英脈が入って蛇腹のように見えるため、
「蛇石」と名付けられ、現在国の天然記念物に指定されている。
地元の横川地区には、次のような民話が残っている。
川が氾濫し、下流の集落が鉄砲水に襲われるところを、母子2匹の蛇が自分の身を犠牲にして救った。そのことを熊野権現が感心し、後世までもその功績を称えるために蛇石に変身させた。