信州の四季

信州・伊那谷を中心に四季折々の風景やイベントをupしてます

土手の栗が開き始めた。いよいよ秋!

 数日前
子供の頃はこの時期、「栗拾い」と「アケビ採り」に明け暮れた。山奥でスポーツもなければ塾もない、もちろんオヤツもないから、これが毎日の遊びであり仕事でもあった。しかし山栗で大きさはせいぜいこの半分、しかも大半は虫食いであったから無傷の栗を見つけたうれしさは今でも忘れない。皮をむき水につける。お袋が栗ご飯にしてくれる。これが美味しかった。今でも、美味しいが〜
土手の栗、不在地主?で誰も採らないし手入れもしない。こうして観賞用になっているに過ぎない。栗が食べたければお店に行けば一杯売っている。棒で叩いてまで採る腕白小僧の姿も見た記憶がない。人様のものは取ってはいけない。皆お行儀が良い。ビニールを破れば美味しいお菓子が幾らでも食べられる飽食の時代でもある。道に落ちた栗は車につぶされ無惨に散らばっている。

栗の横には藤が実をつけ、電柱に向かって〜何処までのびていくのやら。