信州の四季

信州・伊那谷を中心に四季折々の風景やイベントをupしてます

孫の登山

伊那地方では、教育の一環として、
中学2年生で中央アルプスへの登山が行われます。


大正時代、突然の天候異変で遭難があり、
学童・教師が大勢犠牲になりました。
新田次郎の小説「聖職の礎」のモデルになり映画にもなりました。


当時この事件で、登山教育の賛否両論があったと聞きますが、
今でも続いてます。
大正時代と違って気象観測も進み、その意味では心配ないですね。
苦しい道のりを、時には手を引きお尻を押して、
みんなが励ましあって1つの目標にまとまる。
ここには、いじめもない助け合いの精神が生まれる。


今年は我が中2の孫が出かけました。
梅雨時、天候が心配でしたが、これを合図に梅雨が明けたような登山日和。


9時間の道のり。
118名全員が無事に3000mの頂上に立ったようです。
頂上でさえ希に見る最高の見晴らしと星空に感動したとか。



   地元の地方新聞から


木曽駒ヶ岳への登山道は、いくつかコースがありますが、
下記はロープウエイを使った観光登山コース。
2600mの「千畳敷カール」は高山植物のお花畑で見頃です。
初夏の中央アルプスをスライドで紹介して見ます。

http://www.youtube.com/watch?v=B-dpWlED36k&feature=plcp