信州の四季

信州・伊那谷を中心に四季折々の風景やイベントをupしてます

アルプスの雪形

五月晴れ! 完璧な青空が広がる。
静かな湖畔に佇むと果てしない宇宙を感じますね。

 

アルプスの雪が溶け始めますと、黒い岩場が現れます。
毎年同じ場所に同じ形の模様が・・・
これを「雪形」と言い、動物や人間の様々な姿・表情を連想して名前が付けられています。

次の写真から、中央に見える雪形が「駒(仔馬)」ですね。
この雪形でこの山を「駒ヶ岳」と呼んでます。

観光客に説明しますと、
80%の女性が納得するが、80%の男性は分からんと馬鹿にする(^O^)
感性の違いでしょうね。

 

ではこれは? 写真の中央に2つの雪形が現れ出した。
何を連想します?

中央が「島田娘」
島田娘など今の時代は見たことないね。
左側を向いた娘の上半身。1週間くらいするともう少しふくよかになる。

さらに左側には「種まきじーさん」の雪形が現れ始めてますが、
これで農家の方が、もう霜が降りない時期に来たと農作業を初めて種をまきます。
今のような気象情報なかった人々の生活の知恵ですね。