「カール」とは氷河期の爪痕、アルプスにはU字型の地形があり、ここには高山植物が群生します。
中でも中央アルプスの千畳敷カールは広大で人気があるようです。
中央高速の「駒ヶ根IC」で降りて数分のところに登山バス停がある。駐車場も広い。
名古屋からも日帰り登山が出来るとあってシーズンは大渋滞?
しかし、何これ?
いつもは乗車券売り場は長蛇の列だが???
聞いたら、今日は観光バスの予約が珍しく少ないという。
先日行ったばかりなのに、じゃー乗ろう乗ってしまった(^O^)
バスとロープウエイで1時間で2600mまで行ける。
しかしそれなりの服装をしてない。
トランクを開けたら、ジーパンと長袖のシャツがあった。
着替えてカメラを持って飛び乗ったが、ジーパンのベルトがない(/_;)
スマートなお腹?でズボンがずり降ちる(^O^)
ロープウエイの駅舎の事務所に駆け込んで「何か紐が売ってませんか?」
あるはずがない。
しかしゴミ箱に荷作りの紐が捨ててあった。 「それ下さい」。
かくしてカールを1周することが出来た珍道中。
10日ほど前の高山植物が一変してる。残雪もほとんど消えてウソみたい。
相変わらず霧に包まれたが、お昼頃には晴れ間が出て・・・
背景は南アルプス、甲斐駒ケ岳や仙丈が岳、その後ろには富士山も見えます。
地元ではこの千畳敷カールを西駒(木曽駒ヶ岳)と言ってるが、正確に宝剣岳。
駅舎から眺める登山道、「乗越浄土」まで目の前ですが1時間の登山です。
急坂でもう登れる齢ではありません。高山植物だけ眺めて帰る。