南アルプスの標高800〜1000 mの尾根、傾斜約30度の斜面にへばりつくように
民家や耕地が点在する伊那谷の「下栗の里」。
日本の原風景が残る山里、オーストリアのチロル地方と似ることから「日本のチロル」
と呼ばれている。
集落の戸数は約60戸で150人余りの人々が農業や林業などを営んでいる。
路で赤ちゃんを落としたら、谷底を探すより産んだ方が早いなどと言われる。
この集落の中にマイカーで入ったものなら大変(^O^) すれ違いも出来ない。
今は、秘境と言えるこの集落を眺めるバスツァ~さえやってくるらしい。
里の手前には、眺望できる天空の里ビューポイントへの遊歩道が開設され、
駐車場から20分ほどで展望台まで行ける。
以前は道が無く、転落して死亡するカメラマンもいたようです。