山桜は彼岸桜と並んで桜の原種と言われます。
園芸品種の桜と違って、個体差が大きく同じ条件でも咲く時期が大きく違います。
信州では、早いものは4月はじめ、遅いものでは5月頃咲きます。
だから昔の人は、お花見は1か月以上楽しんだそうです。
数日前の写真ですが・・・
茅葺の家と山桜、アルプスを背景に、ときには雲海が家の下に見える山村。
都会からのカメラマンが絶えませんね(^O^)
これは樹齢100年と言われる山桜。
実は山桜は長寿で大木になりますが、木質が優れ、建材や木工品などに最適。
餅つきなどの臼にも使われます。
そのために大きくなると伐採される運命で、
彼岸桜のように何百年も保存されてるものはほとんどないようです。
山桜と新緑のカラマツ。対比が美しい。
山桜の特徴は、花と葉は同時展開することですね。