「菖蒲」 と書いてアヤメと読ませることもある。
パソコンでも、「あやめ」と入力すると「菖蒲」と変換されることもある。
だからややこしいが、菖蒲とアヤメは全く別な植物ですね。
菖蒲は葉を風呂に入れるなど使われ知らない人がいないが、花はほとんど目立たない。
これが菖蒲の花ですね。
ところが葉が菖蒲に似てるが、花が見ごたえのあるのがアヤメ科の花達。
いずれがアヤメかカキツバタなどと言われるが、
アヤメは乾燥地帯、カキツバタは湿気地帯に群生するから区別が出来る。
2枚の写真で上がアヤメで、下がカキツバタ。
近くで見れば、花びらの付けね付近の模様も違う。
では、「ハナショウブ」は?
原種は「ノハナショウブ」
これを園芸品種にしたのが「ハナショウブ」で、カラフルな花が人気で一般的にはこの花が圧倒的に多いですね。
菖蒲園などと看板がある池も多いが正確にはハナショウブ園ですかね。
アヤメ科には「キショウブ」と言う黄色の花もありますね。
他にもいくつかのアヤメ科の花もあるが、難しくて詳しくは分からない。
梅雨の季節、アジサイがまだですが、ショウブの世界が広がってます。