今冬、信州の山々は何十年に1度あるかなしかの雨氷に見舞われた。
その絶景にカメラマンが奔走した、(僕も)
ここは信州岡谷「塩嶺公園」標高約1000m少し。
野鳥の森として知られてる。
5月から始まる小鳥バスに乗る(毎日曜運行)
ところが現地に着くと、森は・・・台風ではありません。
雨氷の重みです。
曲がったままの樹木や折れた樹木だ散乱。
しかし被害は樹木だけではなかった。
これによって多くの野鳥が死滅したらしい。
説明によると、風で一斉に雨氷が落下、これが野鳥の頭に直撃、
あちこちに何十羽とまとまって死んでいたという。
最初は鳥インフレエンザかと思ったほどだそうです。
1500本の樹木が切り倒され、こんもりした林の一部がスカスカ、
これでは野鳥の巣作りにも悪影響。
今年の探鳥会か散々らしい。
下手にかたづけるよりこのまま土になる方が環境に良い。
この切れ端に昆虫が住み着き、野鳥の餌にもなる。
災い転じて福となることを願う一日でした。