信州の四季

信州・伊那谷を中心に四季折々の風景やイベントをupしてます

お茶壷道中

 ♬♬♬
  茶壷に追われてトッピンシャン
       抜けたらドンドコショ

江戸時代、将軍様の茶の葉を京都の宇治から江戸に運ばれた。
このお茶壷道中は、幕府の権威を誇示する大名行列を上回る制度で200年以上も続いた。
沿道の庶民にとって迷惑な制度でもあった?
下に下にと言いながら茶壷が通る時は無礼があれば首が飛ぶ?
皆、戸を閉じてひきこもり、過ぎ去った後はどんちゃん騒ぎで喜んだ世相を唄ったものでしょうね。
この道中は中山道を通り、宿場町を繁栄させることにもなった。
その1つに木曽路の「奈良井宿」がある。

その茶壷道中がこの時期に行われる。
コロナで3年ほど中止になったが、今年から再開。

 

ところで、これは奈良井村民のお祭り、
以前は子供からお年寄りまで総出で参加していたが、
これほどの若者、しかも女性がいるのは不思議?
捕まえて聞いたら、なんと山梨県の「都留文科大学」の学生たち、
何でも歴史(茶壷)研究会なるのがあるらしい。
そして信州木曽まで遠征してこの行事に参加してるとか・・・

道中の行列は女学生、観客は中高年の爺様カメラマンが圧倒的なイベントであった(^O^)

    <午前は着物祭り、午後は茶壷祭りの奈良井宿でした>