上伊那地方の各地町村では、今回の大雨被害のため、恒例の夏祭りがほとんど中止された。被害があまりなかった伊那市でも８月５〜６日に予定されていた「伊那祭り」を近隣の災害に配慮して中止。賛否両論で難しい選択でもあったようだが、心情的には分かるものの、この祭りには小学校２年生になった年だけ参加するイベント（踊り）がある。そのために４月頃から猛練習を重ねて楽しみにしていた参加が、中止を言い渡され泣きじゃくっていた。
他にもポスターなど子供達の制作物もすべて無駄になり、しかもこれは来年は使えない。今年の梅雨前線は、心にも深い傷を残して行った。
２度とない子供達の夢と思い出を何かでかなえてやりたい。大人の視線だけでなく行政の対応を望む。写真は用意されていたポスターと大草履、何気なしに撮っておいた写真がこんなことになろうとは〜
