信州の四季

信州・伊那谷を中心に四季折々の風景やイベントをupしてます

看護大学

看護大学、確か昔は看護婦を養成する専門学校だったが、
大学となり、その数も平成に入って全国で10倍(生徒数も)に膨れあがった。
日本の人口構成は、本来はピラミッド型でるはずが、現在は逆ピラミットになりつつある。
介護はもちろん医療の大半は税金を費やす。


それはさておき、我が伊那(駒ヶ根市)に県立の看護大学がある。
昨日、大学を学生の春休みをお借りして「高齢化社会認知症」なるテーマで
講演会の一般公開を企画した。
認知症は、「痴呆」ということですが、差別用語だと「認知症」と言うようになった。
痴呆は加齢による物忘れとは違い病気である。
だから治る可能性もあるはずだが、まだ有効な薬や方法がない。
統計によると、70歳代で5%、80歳代で15%に跳ね上がる。
85歳以上になると30%。
それは、脳の海馬が壊れていく病でもある。
海馬は記憶ファイル(特に新しい記憶)を保存する臓器。
PCでもハードディスクが壊れたら情報を引き出せない。
いかに足腰が達者でもお終いだ。


東に南アルプス、西に中央アルプスを眺める、自然景観に恵まれた大学。


学生寮


ギャンバスのモクレンも膨らんできた。
背景は北岳(富士山次ぐ高い山)、左は仙丈ヶ岳


左が中央アルプスの宝剣岳