信州・伊那は2つのアルプス（南アと中央ア）に囲まれた谷間ですが、
2つのアルプスの距離があり、その段丘は広大で、かつアルプスから流れる水が豊富。
そのため米作に恵まれている。
しかしその中央アルプスの反対側は信州・木曽。
「木曽路はすべて山の中」と書かれているように米作が不足。
そこでアルプスの峠を越して米の道が開かれた。
米の道と言われるが権兵衛峠とか権兵衛街道とは変わった名前(^O^)
この道を開いた人が権兵衛さんで、その名前で呼ばれている。
峠道は厳しく、マイカーでは命がけ、しかも冬は雪で閉ざされ通行止め。
このアルプスにトンネルが開き、今はマイカーで15分で伊那路と木曽路が結ばれた。
しかし旧街道は通り抜けが出来ないが、峠まではマイカーで行ける。
知られざる紅葉の名勝？でもある。
誰もいない独り占めの往復30分の朝飯前の紅葉狩りドライブです(^O^)。
まだ赤が少ないが・・・
♬
秋の夕日に 照る山紅葉(もみじ)
濃いも薄いも 数ある中に
松をいろどる 楓や蔦は
山のふもとの 裾模様
童謡唱歌でも唄われているが、植物学上ではモミジという木の名前がなく、
色が変わるという総称語ですね。
照る山もみじと峠道です。
