高山植物の女王と言われる「コマクサ」
駒(仔馬)の顔のような花から名付けられた。
一見平地にも咲く山野草「タイツリソウ・ケマンソウ」に似ることから間違えている方もいるようですが、標高3000mクラスの高山しか見られません。
この花、山ブームになった20年以上も前の話。
盗掘が盛んで絶滅したアルプスの峰があった。
帰りの列車で仲間に自慢して見せたり、ネットで販売もされれていた記憶がある。
しかし、平地では花どころか育たない。
それが知られて高山植物の盗掘もなくなった?
そのコマクサも、もとの山に戻しに来た人もいたという話を聞いたこともある。
今は3000mの登山をしなくとも、ゴンドラや登山バスでも行ける人工的な群生地が。
今はスマホ撮影の方が多い。
立ち入り禁止内に踏み込んで接写で撮る方もいるが、それもやめてもらいたい。
望遠を使って、歩道から願いたいものですね。