信州の四季

信州・伊那谷を中心に四季折々の風景やイベントをupしてます

名桜・一本桜の旅(2)

歴史・伝説と信仰の一本桜。話題性のある桜を尋ねて・・・


   「くよとの枝垂れ桜」
くよと、とは供養塔という意味です。
室町時代、ここで大きな戦いがあり、村を守って戦死した多くの兵士を弔った場所に植えた桜。
旧街道を覆うように枝垂れて、樹齢350年。


   「正永寺の枝垂れ桜」
長野県最南端の都市「飯田市」は戦後大きな火災が2回もあった。
その火災に耐えて咲く枝垂れ。


   「瑠璃寺の枝垂れ桜」
源の頼朝が落馬して目が見えなくなった時、この寺を詣でた。
それがたちどころに治ったという伝説。
そのお礼に3本の桜を植えて行った一本です。
下半分が枝垂れで,上半分は枝垂れてない珍しいエドヒガン。


ここには「ピンコロリ観音像」が、しっかりお願いして来ました(^o^)


   「飯沼諏訪神社の石段桜」
300段ほどの石段の脇に咲く江戸彼岸。樹齢は150年ほどですが、
その横には紅梅があり、いつも一緒に仲良く咲いてます。


南信州の周りの山々には,エドヒガンが満開です。