<柿が赤くなると 医者が青くなる>
<秋の木には神がいる 登ると罰が当たる>
<下の柿は旅人に 上の柿は野鳥に 真ん中の柿は自分が食べる>
いろいろな教えが昔から言われてますね。
いずれも理にかなった教えですが、それはさて置き、その柿の季節です。
我が伊那は「市田柿(干し柿)」が産地です。
近年は、食生活の変化?
柿や梅の消費が激減して、専用農家は昔に比べて10分の1以下になっている。
柿の木は収穫しやすく低く育てれる。
収穫した渋柿は皮をむいて干すが、干し柿とか吊るし柿などとも言いますね。
今は機械で皮を剥く。
昔は手作業でしたので肉厚の皮が出て、これをまた別に干しておやつだっった。
自分が食べられる柿と言えばこの皮の方だった( ノД`)シクシク…
出荷する商品は食品衛生上、室内かビニールハウスの中で、軒先の風物詩は見られなくなったが。。。
時々穏やかな日には日光に当てることもある。
ある程度干されると、選別して白い粉を吹かせる。
そして暮れ頃には市場に出回るかな・・・
中には食べるのでなく、観光用に吊るす光景も、寺の観光サービス(^O^)。